父親の育児にはミッションが必要だ! 高松イクメン会議

父親の育児にはミッションが必要だ! 高松イクメン会議

四国初の父親手帳制作が決まった平成22 年12 月某日。
制作スタッフに手を挙げた父親たちによる「高松イクメン会議」が開催されました。
昼間は母子でにぎわう「わはは・ひろば高松」に、仕事帰りのスーツ姿やカジュアルな服装の男性7 名が集合。
予想通り、名刺交換から始まりましたが、自己紹介が終わる頃には初対面とは思えないくらい、座が盛り上がっていきました。
どんな「父親手帳」があったらよいか、などをテーマに会議は進行します。

子どもが生まれると分かって、何か変わった?

岡下:一人前に育てられるのかどうか、心配になりました。病気したらどうしよう?とか、思春期になってグレたらどうしよう?とか、やたら不安でしたね。

好井:僕もそうです。もし病気や障がいを持って生まれたら、ちゃんと育てられるのか?どんな子に育つのか?とか。

―― 生まれる前からずいぶん先のことまで、心配してたんですね。
女性は妊娠すると、出産への不安が大きいものですが、男性は生まれた後の不安へ一足飛びですね。

末原:今は3人の子どもに恵まれていますが、1人目のときは、生まれてから夜泣きしたらどうしよう…って、やはり先のことで不安でした。赤ちゃんはしゃべれないから、何を言っているのか分からない、そんな子と2人きりにされたらどうしよう?というのも、考えました。

―― 夜泣きは、経験者から話を聞くと、大変そうですもんね。

吉坂:私も夜泣きのことが不安でした。うちの場合、妻は一度眠ると朝までぐっすり!というタイプだったので、赤ちゃんが泣いても、妻は起きないんじゃないかっていう不安ですが…(笑)。

―― で、生まれてからは、どうでしたか?

吉坂:それが、ちゃーんと起きるんですよ。「お母さんは偉い!」。あれこれ先回りして心配ばかりしても、仕方ないと思いました。

育児の情報はどうやって得た?

森田:1 人目のときは仕事も忙しくて、生まれる前に勉強するのは妻の役目と、割りきってました。「生まれてから、がんばるわー」と…。

好井:出産する病院で開催された「パパママ学級」に参加しました。自分で行きたいと思って、妻と一緒に行きました。そこで習ったことがそのまま役立つわけじゃないけど、出産や育児のことをなんとなく頭で理解した気になって、安心できました。分娩室や夜間の入口などを見せてもらったので、出産が現実的になったのも良かったかも。

吉坂:そうそう、パパママ学級は参加しました。けっこう楽しかった。というのも、妊娠や出産、赤ちゃんのことなんて何も知りませんから、すべてが新しい情報なので、興味がわきました。知的欲求を満たしてくれるので、参加はおすすめです。

岡下:ネットでいろいろ調べましたよ。今でも病気や絵本のことなど、気になることはネットで調べてみます。父親の育児についても、ブログやイクメンのサイトもあって、つい読んでしまう(笑)。

子育てや家事は、していますか?

森田:生まれる前に、妻や妻の母親から「赤ちゃんが生まれたら、手伝わないかんよー」と刷り込まれていたので、最初から自分も関わるんだという意識は高かったですね。夫婦で始める子育ては、スタート地点が一緒なので、父親も出遅れないように積極的に関わるといいと思います。

―― そうはいっても、平日は仕事で週末は育児では疲れたでしょう?

森田:はい、それはもう。でも、それ以上に、産後みるみるやつれていく妻を目の当たりにして、やらざるを得ないっていうか。夜は妻と交代で赤ちゃんのお世話をしましたよ。まずは、自分のことは自立しなくちゃと思って、アイロンがけや料理も始めました。

 ―― アイロンがけですか!女性でも苦手とか面倒くさいと敬遠しがちですが。

森田:何枚もアイロンがけしていると、ビシーっとしたシャツが並ぶじゃないですか。それがいいんですよね~。成果が目に見えるから、達成感ありますよ。

―― さて、真部さんは1 年間の育児休暇を取得されたそうですが、いかがでしたか?

真部:フルタイムで家事と育児にどっぷり関わった1 年間は、貴重な経験でした。車が1 台しかなく妻が通勤に使うので、育児休暇を取るにあたって、自転車と前に取り付ける子ども乗せを買いました。かなりのがに股でペダルを一生懸命踏みながら、1 年間毎日のようにお出かけしました。産直とスーパーをはしごして、近所の公園で遊んでから帰るという、非常にマンネリ化したお出かけでしたが、いつまでも良い思い出です。

―― 充実した1 年だったのですね。困ったことは?

真部:公園に行っても、子育てサークルや親子のひろばのような場所に行っても、女性ばかりで誰も近寄ってきません。
一日中、まだしゃべらない子ども相手なので、大人同士で会話したかったけれど、グループには声をかけにくいですし。
輪に入っていないお母さんと子どもを見つけて、寄って行くのですが、距離が縮まらない(笑)。「パパ友」がほしかったです。

いうか。夜は妻と交代で赤ちゃんのお世話をしましたよ。まずは、自分のことは自立しなくちゃと思って、アイロンがけや料理も始めました。

―― アイロンがけですか!女性でも苦手とか面倒くさいと敬遠しがちですが。

森田:何枚もアイロンがけしていると、ビシーっとしたシャツが並ぶじゃないですか。それがいいんですよね~。成果が目に見えるから、達成感ありますよ。

―― さて、真部さんは1 年間の育児休暇を取得されたそうですが、いかがでしたか?

真部:フルタイムで家事と育児にどっぷり関わった1 年間は、貴重な経験でした。車が1 台しかなく妻が通勤に使うので、育児休暇を取るにあたって、自転車と前に取り付ける子ども乗せを買いました。かなりのがに股でペダルを一生懸命踏みながら、1 年間毎日のようにお出かけしました。産直とスーパーをはしごして、近所の公園で遊んでから帰るという、非常にマンネリ化したお出かけでしたが、いつまでも良い思い出です。

―― 充実した1 年だったのですね。困ったことは?

真部:公園に行っても、子育てサークルや親子のひろばのような場所に行っても、女性ばかりで誰も近寄ってきません。一日中、まだしゃべらない子ども相手なので、大人同士で会話したかったけれど、グループには声をかけにくいですし。輪に入っていないお母さんと子どもを見つけて、寄って行くのですが、距離が縮まらない(笑)。「パパ友」がほしかったです。

妻が自由な時間を過ごせるように配慮している? 

好井:子どもはもうすぐ1 歳になるんですが、まだうんちのときにオムツを替えたことがないんで、そのせいか妻は一人で出かけないですね。

―― それは安心して子守を任せられないからでは?

好井:そうなんですかねー。5か月くらいのとき、妻が結婚式に出席するために5時間ほど留守にしたときは、不安でした。ミルクは嫌がって飲まなかったので、飲まず食わずの状態。妻が帰ってくるのを今か今かと待ち望みました。

吉坂:うちもそうでした。娘にお母さんがいないことを意識させまいとドライブに連れ出してごまかすことに。やがて寝はじめたので、起きないように長く、遠く、車を走らせ続けました。早く妻に帰ってきてほしかった。

あ、でも私はオムツ替えは大丈夫(笑)。替えなきゃならない場面に遭遇したら、やるしかない!やればできるようになるので、あまり心配することはないです。

父親の仲間づくりや育児にはミッションが必要だ!! 

―― 最後に父親の仲間づくりや感想などをお願いします。

岡下:父親の仲間づくりって結構難しいのかなと思います。保育園で顔を合わせても父親同士は打ち解けません。同級生や仲間内では子どもの話題で盛り上がるんですが。

森田:参観日や運動会などに行っても、母親同士は話をしていますが、父親は身の置き場がないと感じます。ビデオ記録係など、明確なミッションがあれば、積極的にその場に参加できると思います。ミッションがあれば、話もしやすいです。

松本:ミッションというのはいいですね。確かに、保護者の会で役について会議をしたり、活動したりするうちに、お父さん同士も仲良くなりますよね。行事の準備や当日の役割分担、その後の打ち上げ! 一緒に盛り上がるほうが楽しいですから。

真部:今日は初めて男性に育児休暇の体験を具体的に話しました。父親同士で育児の話をするのも新鮮だったし、楽しいものですね。

好井:子育てのことや、父親のかかわりについて、同世代のお父さんたちと話をしてみたいと思っていたので、よい機会になりました。

末原:上の子は小学生なので、PTA役員になることにしました。これも一つのミッションかな。地域のお父さんたちとも知り合う機会になると期待しています。

吉坂:人間を育てるのは大変なことですが、子育ては楽しいこともたくさんあります。そんな楽しいところを発見してほしいですね。

高松イクメン会議出席者(敬称略)

岡下…5歳と0歳の娘、妻の両親と姉の大家族。
末原…4月から4年生と2年生、もうすぐ1歳の3人のパパ。
松本…6歳、3歳、0歳の三人娘のパパであり、子どもの発達の専門家。
真部…7歳と3歳の子どもがいます。1年間の育休経験あり。
森田…8歳の娘と5歳の息子と週末に料理しています。
好井…4月に1歳になる息子と育休から復帰する妻との3人家族。
吉坂…40 歳すぎて授かった愛娘とカワイイ妻がいます。

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